この記事のポイント①:Spotifyが落ちてしまう原因を解説
Spotifyアプリやサーバーの不具合、端末の問題など考えられる主な原因を解説します。
この記事のポイント②:Spotifyが落ちた時の解決策をご紹介
アプリや端末の再起動、アプリのアップデートなどすぐに試せる対処方法を14個ご紹介します。
この記事のポイント③:改善しない場合は問い合わせることも可能
どうしても不具合が解消されない場合はフォームからSpotifyのカスタマーサービスに問い合わせることも可能です。
Spotifyが落ちてしまう不具合とは?
アプリ起動中に突然の強制終了
Spotifyで音楽を聴いている間に、突然アプリがシャットダウンしてしまう問題が発生することがあります。また選曲中、楽曲を再生しようとすると落ちてしまうこともあるようです。
挙動が遅い、反応が悪い
Spotifyアプリが重く操作しても動作が遅かったり、反応が悪い場合があります。この状態のままですと、スムーズに音楽を聴くことができなかったり、アプリが落ちてしまう原因にもなります。
「オフラインです」の表示
楽曲を再生しようとしても「オフラインです」と表示されてしまい、再生できないことがあります。スマホ本体やSpotifyの機能により、知らずのうちにオフライン設定になってしまっていることもあるようです。
Spotifyが落ちてしまう原因
システムの不具合
Spotify含む音楽アプリは、音楽ファイルを供給する仕組みなため、システム自体が不具合を起こしている場合もあります。アプリやサーバーに原因があり、正常に動いていないという可能性も考えられます。
最新のアプリ・OSでない
スマホやタブレット、パソコンなどの利用しているデバイスが最新のバージョンにアップデートされていないと互換性の問題でSpotifyを利用する事ができない可能性があります。これはデバイスのみの問題ではなく逆にアプリの方が古いという可能生もあるのでどちらも最新にしておく事をオススメします。
オフラインモードになっている
オフラインダウンロードした楽曲のみを楽しむ事のできる「オフラインモード」がオンになっている可能性も考えられます。この設定の場合、既にオフラインで聴くようにダウンロードした楽曲以外は通信を一切使用しないようになっているのでダウンロードしていない楽曲は聴く事ができません。
スマートフォンのストレージ容量不足
お使いのスマートフォンのストレージ容量が不足していてSpotifyの動きが鈍くなっている可能性があります。現状は何とか動作していてもいずれは落ちる可能性もあるので注意しましょう。
複数端末で同時再生をしている
Spotifyの料金プランによって同時で再生できるデバイスの数にも限りがあります。上限が1台のプランで2台以上同時に利用していると、どれかの端末は停止してしまい利用する事ができません。
アーティスト、曲をブロックしている
Spotifyではあまり好みでないアーティストや楽曲を表示しないようにブロックをする機能が存在します。このシステムを利用しているものに関しては表示されなかったり、楽曲の画面がグレーの背景になっていて再生できないようになっていたりします。
Spotifyが落ちてしまうことへの対策法
アプリとスマホの再起動を行う
Spotifyのアプリ、そしてスマホの再起動をお試しください。
再起動をすることで、不具合も解消されることがあります。
画面下からスワイプ、またホームボタンがある場合はダブルタップを行い、表示される Spotify の画面を上方向にスワイプすることで、Spotifyのアプリを強制的にシャットダウンすることができます。その後、再度アプリを立ち上げて正常に作動するか確認してみてください。
他端末の同時再生について確認する
Spotifyには同時再生数に上限があり、プランによって異なります。
無料プラン・個人プラン・学生プランは1台まで、プレミアム デュオは2台まで、ファミリープランは6台までとなっています。同時再生可能台数を超えている場合は、他端末では再生ができないため、確認してみましょう。
他の端末やブラウザ版で試してみる
Spotifyは、スマホ以外だけでなく他の端末で利用することもできます。PCやPS4などにも対応しているため、デバイスを複数持っている方は、他端末でも再生できるかどうかを確認してみてください。
PCで確認をする場合は、PCアプリ版・Webブラウザ版の2つがあります。
PCアプリ版を利用する場合はこちらからアプリをダウンロード、Webブラウザ版を利用する場合はこちらのサイトにアクセスし、再生可能か試してみてください。
https://www.spotify.com/jp/download/(PCアプリ)
https://open.spotify.com/(Webブラウザ)
エラーが発生している端末以外で問題なく再生ができた場合は、端末自体に原因がある可能性が高くなります。
アプリとOSを最新にアップデートする
Spotifyアプリがアップデートできるようになった場合、すぐに更新するようにしてみてください。運営が不具合に対するアップデートを行ったのであれば、更新すれば改善される可能性が高いです。また、OSのバージョンが古くなっていることでアプリが落ちるケースもあるため、アプリとOSは常に最新バージョンにアップデートしておくことをおすすめします。
▼アプリのアップデート方法
まず「App Store」を選択します。
App Store内の検索を使って「Spotify」と検索します。
検索結果からSpotifyを見つけたら「アップデート」を選択。
これでアップデートは完了です。
▼OSのアップデート
iPhoneの場合:
- 「設定」を開き、「一般」をタップします。
- 上から2番目の「ソフトウェア・アップデート」をタップすると表示される「ダウンロードとインストール」をタップ。
- パスコードを設定中の場合はパスコードを入力し、利用条件を確認した後「同意する」をタップすると、更新データのダウンロードが開始されます。
- 続いて表示される「今すぐインストール」を押すとアップデートがスタートし、アップルマークが表示された画面であれば正常にアップデートができています。
Androidの場合:
- 「設定」を開き、下へスクロールすると表示される「システム」をタップします。
- 「詳細設定」をタップし「システムアップデート」の「今すぐ更新」をタップすることでアップデートが開始されます。
通信環境の確認をする
スマホの通信環境が悪いことが原因で、Spotifyが再生できないことも考えられます。利用している通信キャリアでの電波障害や接続しているWi-Fiに問題がないか確認してみてください。
Spotifyからの公式情報を確認する
Spotifyには「公式X」があるため、アプリに不具合が生じている場合には、詳細を発表している可能性があります。リリース告知用のXアカウント(@SpotifyJP)だけでなく、技術的なサポートを担当するXアカウント(@SpotifyCaresJP)もあるため、問題が発生した時にはこちらをチェックをしてみてください。
オフラインモードを試してみる
Spotifyにはオフライン再生の機能があります。オフライン再生を試すことで、Spotifyのサービス自体に問題があるのか、またはアプリ・端末側に問題があるのかを判別することができます。
▼オフライン再生の方法
まずSpotifyのアプリを開いたら、左上のプロフィールアイコンを選択。
「設定とプライバシー」を選択。
「再生」を選択。
ここに表示されている「オフライン」をオンにすることで、オフライン再生に切り替わり、ライブラリに登録しておいたダウンロード済み音楽とポッドキャストのみの再生となります。
オフライン再生は可能な場合は、Spotifyサーバー側に問題があるケースとなります。
反対にオフライン再生もできない場合は、アプリや端末に問題がある可能性が高いです
Spotifyアカウントの再ログインをする
Spotifyアカウントから一度ログアウトした後、再ログインすることで改善されるケースもあります。
▼Spotifyアカウントの再ログイン方法
まずSpotifyのアプリを開いたら、左上のプロフィールアイコンを選択。
「設定とプライバシー」を選択。
「ログアウト」を選択。
その後、もう一度ログインをしてみて楽曲が再生可能かどうか試してみてください。
Spotifyのアプリを再インストールする
一度Spotifyアプリを削除し、再度インストールを行う方法も試してみましょう。
ホーム画面からアプリの削除を行い、App StoreやGoogle Playから再度インストールして確認してみてください。
端末の空き容量を確認する
デバイスの空きストレージが少ない状態で、Spotifyをインストールしている場合はパフォーマンスが低下する傾向があるようです。写真やビデオのファイルやデータ等、不要なものを整理して空き容量を確保してみてください。
▼端末のストレージ状況の確認方法
「設定」を選択。
「一般」を選択。
「iPhoneストレージ」を選択。
これで現状の端末の容量がどれくらい空いているか確認する事ができます。
データ節約モードを確認する
「データ節約モード」をオンにすることで、動作を軽くできます。インターネット環境の影響で不具合が発生してる可能性も考えられるため、データ節約モードの状態でアプリの動作が改善されるか確認してみましょう。
▼データ節約モードの設定方法
まずSpotifyのアプリを開いたら、左上のプロフィールアイコンを選択。
「設定とプライバシー」を選択。
「データ節約モード」を選択。
上記のチェックをオンにすれば設定完了です。
音質設定を変更する
音質設定を「低音質」にする、または「音質の自動調節機能」をオンすることで通信量が削減され、問題が改善されることもあります。動作が不安定な場合には、一時的に変更して試してみることをおすすめします。
▼低音質への変更方法
まずSpotifyのアプリを開いたら、左上のプロフィールアイコンを選択。
「設定とプライバシー」を選択。
「音質」を選択。
「Wi-Fiでのストリーミング」と「モバイルデータ通信でのストリーミング」の2箇所を「低音質」にチェックを入れます。
▼音質の自動調節機能の使い方
まずSpotifyのアプリを開いたら、左上のプロフィールアイコンを選択。
「設定とプライバシー」を選択。
「音質」を選択。
「音質の自動調節機能」をオンにします。
キャッシュの確認をする
Spotifyアプリには、一時保存ファイル「キャッシュ」が存在します。キャッシュを削除することで、動作が軽くなり解決する場合も考えられるため、削除を行ってみましょう。
Spotifyキャッシュの削除方法
まずSpotifyのアプリを開いたら、左上のプロフィールアイコンを選択。
「設定とプライバシー」を選択。
「ストレージ」を選択。
「キャッシュを削除」ボタンをタップすれば完了です。
アプリの自動バックグラウンド更新をオフにする
Spotify以外のアプリのバックグラウンド更新が頻繁に行われているためにスマホが重くなりSpotifyが落ちてしまうということも考えられます。
常に最新の状態に更新していなくても支障がないアプリ(カメラアプリなど)はバックグラウンド更新を切ってスマホの動作を軽くしましょう。
iPhoneの「設定」アプリを選択します。
「一般」を選択します。
「Appのバックグラウンド更新」を選択します。
ここでバックグラウンド更新の不要なアプリをオフにしましょう。
Spotifyカスタマーサービスに問い合わせる
上記の方法を試してもSpotifyの不具合が解消しない場合は、Spotifyのカスタマーサービスに問い合わせてみましょう。
相談の方法は2種類あり、Xで@SpotifyCaresJP宛てにダイレクトメッセージを送信するか、カスタマーサービスチームに直接メッセージを送って問い合わせるという方法があります。
また、英語のページのみとなってしまいますが、Spotifyのコミュニティサイトでは一般のユーザーに困っていることを質問して回答を得ることもできます。
まとめ
ここまで、Spotifyが落ちてしまうことの詳細や原因、対策方法について解説してきました。
問題は無事に解決できましたでしょうか。Spotify含め音楽アプリは、時には不具合が起こることもあります。今回ご紹介した方法を1つずつ確認してみて、原因を探ってみてはいかがでしょうか。